Tear Drop / ティアドロップ [2007]
Designer:Tokujin Yoshioka / 吉岡 徳仁
[日本/1967-]
空間デザインやプロダクトデザインなど、幅広い分野でその才能を発揮し、国内外問わず高い注目を集めているデザイナー。ニューヨーク近代美術館(MoMA)やヴィトラ・デザイン・ミュージアムなど、世界の名だたる美術館で作品が永久所蔵されている。
【代表作】
「Honey-pop」「PANE chair」「VENUS – Natural crystal chair」「TōFU」「MEDIA SKIN」など。
Story
2007年、ミラノサローネで発表されたガラスの照明器具。ヤマギワとのコラボレーションにより生まれた作品の第二弾。第一弾である「ToFU」から実に7年の歳月を経て完成した一作。“感動の涙”をイメージしてつくられたこの照明は、ニューヨーク近代美術館の永久所蔵品に選定されている。
Features
光というものに形を与えた。この作品の特筆すべき点はそこに尽きるだろう。ものをつくる上で見た目はとても重要だ。そのフォルムやシルエットが生み出す美しさは人々を魅了し、感動させる。しかし、この作品はそのさらに上をいく。光そのものを形として落とし込んだデザインは、言葉を、超えた。それはどこか優しく、温かく、そして、美しい。また、この作品を見事につくりあげた技術力も素晴らしい。
Other
ヤマギワは日本を代表する照明器具ブランド。また、世界の一流ブランドを取り扱っているインテリアショップでもある。独自の高い技術力で世界に通用する照明を次々と生み出している。
机野椅子次郎のココが星5つ
言葉を超えたデザイン:★★★★★