AKARI / あかり [1951]

Designer:Isamu Noguchi /イサム・ノグチ

[アメリカ/1904-1988]
 彫刻や絵画、インテリアデザイン、造園、舞台芸術など、多才に恵まれた芸術家。
【代表作】
「ノグチテーブル」「パリのユネスコ本部の庭園」「赤い立方体」「黒い太陽」「大阪万博の噴水」「モエレ沼公園」など。

Story

 別の仕事で広島に向かう途中、岐阜に立ち寄ったことからこの物語は始まる。そこで、イサム・ノグチは岐阜提灯と運命の出会いを果たす。工場見学を経て、提灯づくりの要領を得た彼は、アイデアを膨らませ、デザインを仕上げていく。その後も岐阜に足を運び、試行錯誤の末、完成したのがこの作品である。

Features

 光の彫刻と評されるこの作品。材料はいたってシンプル。和紙と竹ひご、それに金属。これらの絶妙なバランスが幻想的で柔らかい光を生み出している。AKARIには大きさや形、デザインが異なる200種類以上の作品があり、このバリエーションの豊かさも大きな特徴の一つである。きっとあなたの部屋にもフィットするものが見つかるはずだ。

Other

 イサム・ノグチはAKARIについて下のように語っている。

“僕は自分の作品に「AKARI」と名づけました。

ちょうちんとは呼ばずに。

太陽の光や月の光を部屋に入れようという意味から「明かり」という言葉ができ、漢字も日と月とで出来ています。

近代化した生活にとって、自然光に近い照明は憧れであり、和紙を透かしてくる明かりは、ほどよく光を分散させて部屋全体に柔らかい光を流してくれる。

「AKARI」は光そのものが彫刻であり、影のない彫刻作品なのです。”

机野椅子次郎のココが星5つ

 柔らかな心地よいあかり★★★★★

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